一日一話 「 迷いと判断 」
本日の我が師匠(松下幸之助)の一日一話。
『 迷いと判断 』
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3月22日 迷いと判断
私は極小の商売から今日までの間、たとえば“新しい仕事
をすべきか否か”を決める場合、全部自分一人で決断して
きたかというと、決してそうではありません。自分はやりた
いと思うけれども、それだけの力があるかどうか自分で判
断がつかないというときも実際ありました。
そういうときにはどうしたかというと、第三者にすっかり打ち
明けて「いまこういうことで迷っているんだ、君ならどう思う
か」と尋ねました。 「それは松下君、あかんで」 「きみの
力やったらやれる」 といろいろ言ってくれる。
迷ったときには、私は得心のいくまで他人の意見を聞いて
みるということをやりながらだんだん大きくなってきたので
す。
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日々意思決定に追われる会社のトップは立場上孤独である。
孤独であるから他人に悩みを相談しにくい。
悩みについては企業トップであろうが従業員であろうが他人
にはなかなか相談できないものである。
自分の悩みを知られる恥ずかしさや、悩みを持つことに対す
る劣等感、そして自分のプライドが他人への相談を阻むので
ある。
という私もまた然り。
自分の悩みを友人に相談することで、あっという間に悩みが
解消したという経験があるにもかかわらず、なかなか相談で
きない。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
ということわざもあるぐらい悩みの相談とは難しいものである。


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